2013.04/26 [Fri]
初めての大腸カメラ
内容が内容なので、便とかいろいろな言葉が出てきますので、お嫌いな方はお読みにならないでくださいね。
昨日人生初の大腸カメラ検査を受けてきました。
もともとお腹が弱く、ここ数年はIBS(過敏性腸症候群)気味。
日常生活に支障をきたすことも多いので、きちんと胃腸科で治療を受けることにしました。
まずは腸に疾患がないか確認し、そこで初めてIBSと診断されます。
胃カメラも飲んだことないのに、いきなり大腸カメラです。
私の行った病院の場合です。
前日はワカメ、こんにゃく、ゴマ、大量の野菜以外の制限は特になしでした。
夕食は午後8時までに済ませ、9時に下剤を飲みます。
これ以降は水分(水、お茶など)以外は摂取禁止です。
お腹空きそう・・・
「ラキソベロン(一般名ビスコルファートナトリウム内用液)」
これって妊婦の時に便秘した時にお水に数滴たらして飲んだものです。
今回はこれを丸ごと1本飲むんですって!
普段から下痢気味なのに、下剤を1本飲んだら・・・
最悪の事態を想像し、お風呂も歯磨きも済ませてから飲みました(笑)
あら?1時間たっても何事も起こらず。
ということで急いで寝ました。
寝て忘れようというわけです(笑)
明け方4時ごろでしょうか、強烈な腹痛で目覚めました。
いきなり下痢です。
ウイルス性腸炎の時のような痛みで、脂汗が出てきました。
10分くらいトイレにこもりました。
治まってきたので、急いで寝ました。はい、忘れようと・・・・
翌朝8時から15分おきに10回腸管洗浄剤(ようは下剤)を飲みます。
50錠の錠剤は見るとなかなかの迫力です。
飲むお水は全部で2ℓですよ。
私は病院ではなく、自宅で洗浄をすませ、15:30の受診です。
ネットを見ると、2ℓの水溶液状の腸管洗浄剤を飲む病院が多いみたいですが、今回はビジクリアという錠剤でした。
バリウムを飲むのがとっても苦手なので、良かったです。
2センチ弱×1センチ弱とかなり大きな粒です。
これをお水200ccで5錠飲みます。
毎日サプリを山ほど一度に飲んでいるので、楽勝かと思ったんですが、薄い塩味がついていて、さすがに大きいのですんなり喉を通りませんでした。
そして15分間隔で10回、全部で50錠を飲みます。
2回飲んでも何事もなし。
3回目を飲んだ直後、来ました。
「あ、何か出る」と思ったら1分も我慢できないくらいです。
なので自宅で良かった気がします。
4回目にはもう中身がない(あられのない表現ですねww)単なる水状でした。
あらかじめ貰っていた説明には「黄色い水になれば検査可能です」と書いてありました。
でも「50錠すべて飲んでください」という非情な文章もありました。
飲んではタイマーをセットし、トイレに行きという繰り返し。
普段から下し腹なので、トータル20回以上でした。
お尻が痛くて痛くてたまりませんでした。
ウォシュレットを使ってもこれです。
本当にきつかったです。
ただ下痢とは違って、腹痛はなく、トイレに座ると勝手に出るという感じなので、その点は平気でした。
お尻からお小水が出る感覚です。
普段は気づきませんでしたが、15分って思ったよりあっという間でした。
だんだん飲むのもうんざりしてきて、あと残り○回、と自分を励ましながらでした。
お昼を過ぎても、まったく下痢は治まらず、電車を使って病院まで行かなければならないのに大丈夫かと不安になってきました。
途中駅のトイレに寄ることを想定し、早めに家を出るとして14:30。
13時を過ぎてトイレの間隔がようやく開いてきました。それでも15分ごとにトイレですが。
とりあえず駅まで10分なので、なんとか平気かなと希望の光(おおげさ)が見えてきました。
昨日は学校の代休で娘が在宅でした。
彼女曰く「トイレとお友達というより親友だね」とのことでした(涙)
冗談はさておき、いざ出発です。
駅までは途中にコンビニもあるので、最悪の事態になったら駆け込もう、そう思うと何となく安心でした。
念のため生理用ナプキンもあてていましたが。
もうこの段階ではただの水なので、万一の場合でも臭わないだろうし、なんて。
それでも駅に着いた途端腹痛に襲われました。
普段のIBSと同じように残便感があり、ホームまで行ったんですが、トイレへ舞い戻りました。
そして電車を1本見送りました。
病院までは駅からは正味30分程度。
ここからはなんとか大丈夫でした。
病院に到着は15時15分くらいです。
診察券を出して、即おトイレに。
外からトントンとノックが。
「採尿お願いします」とのことでした。
・・・・1滴も出ませんでした。
前の方がぐっすり寝ているとのことで私の検査は50分くらい遅れました。
その間にコップ2杯ほどお水を飲み、検尿は絞り出しました(笑)
それでも数ミリですが・・ほんのちょっとでも大丈夫とのことなので、それで勘弁してもらいました。
いよいよ私の番がやってきました。
上半身はそのまま、下半身だけ下着もとり、検査用の穴あきズボンに着替えます。
ちょうど尻尾が出るような穴が開いています。
男性の下着を後ろ前にしたような感じです。
寝てしまうのでメガネと時計は外して下さいとの指示でした。
「眠っている間に終わりますよ」との言葉。
あら、良く聞くように自分でカメラの画像はリアルタイムには見られないのね、でも挿入の痛さがないならいいのかしら。
左側を下にして横になり、右手に点滴を入れます。その後先生が安定剤(睡眠薬?)を足しました。
その5秒後からはまったく記憶がありません。
なので、検査にどのくらい時間がかかったのかなど何もわかりません。
どのくらい寝ていたのでしょうか、看護婦さんに声をかけられ目覚めました。
ちょっとフラツキはありますが、なんともありません。
左下にしていたはずですが、仰向けになっていました。
点滴もすでに抜かれ、絆創膏が張られていました。
着替えて先生から結果を写真をいただき、説明を受けました。
ポリープもびらんもなく、きれいな(自分で言うのもなんですが)腸壁でした。
これで正式にIBS(過敏性腸症候群)と診断ということになりました。
終了後すでに17:30を回り、お腹がとても空いていたんですが、急に食べてお腹がどうにかなったら大変なので、急いで帰宅しました。
終了後は特に食事も制限は言われませんでした。
無性に甘いものが欲しく、砂糖を入れたコーヒーを飲み、ケーキを食べてしまいました。
夕食はご飯は控え目にし、おかずは豆腐の旨煮にしました。
一応念のためです。
そして明けて今日。
ガスが溜まります。まだ腸にたまっていないのか、便意はまだありません。
40数年使い込んだ腸、一度綺麗にしてみてよかったのかもしれませんね。
腸管洗浄剤は本当につらかったですが、浣腸よりはいいと思います。
カメラも寝ている間に済んでしまうので、羞恥心(すでにないけれどww)も感じることもありません。
検査の仕方は病院によって違うと思うので、気になる方は事前に問い合わせてみるといいと思います。

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昨日人生初の大腸カメラ検査を受けてきました。
もともとお腹が弱く、ここ数年はIBS(過敏性腸症候群)気味。
日常生活に支障をきたすことも多いので、きちんと胃腸科で治療を受けることにしました。
まずは腸に疾患がないか確認し、そこで初めてIBSと診断されます。
胃カメラも飲んだことないのに、いきなり大腸カメラです。
私の行った病院の場合です。
前日はワカメ、こんにゃく、ゴマ、大量の野菜以外の制限は特になしでした。
夕食は午後8時までに済ませ、9時に下剤を飲みます。
これ以降は水分(水、お茶など)以外は摂取禁止です。
お腹空きそう・・・
「ラキソベロン(一般名ビスコルファートナトリウム内用液)」
これって妊婦の時に便秘した時にお水に数滴たらして飲んだものです。
今回はこれを丸ごと1本飲むんですって!
普段から下痢気味なのに、下剤を1本飲んだら・・・
最悪の事態を想像し、お風呂も歯磨きも済ませてから飲みました(笑)
あら?1時間たっても何事も起こらず。
ということで急いで寝ました。
寝て忘れようというわけです(笑)
明け方4時ごろでしょうか、強烈な腹痛で目覚めました。
いきなり下痢です。
ウイルス性腸炎の時のような痛みで、脂汗が出てきました。
10分くらいトイレにこもりました。
治まってきたので、急いで寝ました。はい、忘れようと・・・・
翌朝8時から15分おきに10回腸管洗浄剤(ようは下剤)を飲みます。
50錠の錠剤は見るとなかなかの迫力です。
飲むお水は全部で2ℓですよ。
私は病院ではなく、自宅で洗浄をすませ、15:30の受診です。
ネットを見ると、2ℓの水溶液状の腸管洗浄剤を飲む病院が多いみたいですが、今回はビジクリアという錠剤でした。
バリウムを飲むのがとっても苦手なので、良かったです。
2センチ弱×1センチ弱とかなり大きな粒です。
これをお水200ccで5錠飲みます。
毎日サプリを山ほど一度に飲んでいるので、楽勝かと思ったんですが、薄い塩味がついていて、さすがに大きいのですんなり喉を通りませんでした。
そして15分間隔で10回、全部で50錠を飲みます。
2回飲んでも何事もなし。
3回目を飲んだ直後、来ました。
「あ、何か出る」と思ったら1分も我慢できないくらいです。
なので自宅で良かった気がします。
4回目にはもう中身がない(あられのない表現ですねww)単なる水状でした。
あらかじめ貰っていた説明には「黄色い水になれば検査可能です」と書いてありました。
でも「50錠すべて飲んでください」という非情な文章もありました。
飲んではタイマーをセットし、トイレに行きという繰り返し。
普段から下し腹なので、トータル20回以上でした。
お尻が痛くて痛くてたまりませんでした。
ウォシュレットを使ってもこれです。
本当にきつかったです。
ただ下痢とは違って、腹痛はなく、トイレに座ると勝手に出るという感じなので、その点は平気でした。
お尻からお小水が出る感覚です。
普段は気づきませんでしたが、15分って思ったよりあっという間でした。
だんだん飲むのもうんざりしてきて、あと残り○回、と自分を励ましながらでした。
お昼を過ぎても、まったく下痢は治まらず、電車を使って病院まで行かなければならないのに大丈夫かと不安になってきました。
途中駅のトイレに寄ることを想定し、早めに家を出るとして14:30。
13時を過ぎてトイレの間隔がようやく開いてきました。それでも15分ごとにトイレですが。
とりあえず駅まで10分なので、なんとか平気かなと希望の光(おおげさ)が見えてきました。
昨日は学校の代休で娘が在宅でした。
彼女曰く「トイレとお友達というより親友だね」とのことでした(涙)
冗談はさておき、いざ出発です。
駅までは途中にコンビニもあるので、最悪の事態になったら駆け込もう、そう思うと何となく安心でした。
念のため生理用ナプキンもあてていましたが。
もうこの段階ではただの水なので、万一の場合でも臭わないだろうし、なんて。
それでも駅に着いた途端腹痛に襲われました。
普段のIBSと同じように残便感があり、ホームまで行ったんですが、トイレへ舞い戻りました。
そして電車を1本見送りました。
病院までは駅からは正味30分程度。
ここからはなんとか大丈夫でした。
病院に到着は15時15分くらいです。
診察券を出して、即おトイレに。
外からトントンとノックが。
「採尿お願いします」とのことでした。
・・・・1滴も出ませんでした。
前の方がぐっすり寝ているとのことで私の検査は50分くらい遅れました。
その間にコップ2杯ほどお水を飲み、検尿は絞り出しました(笑)
それでも数ミリですが・・ほんのちょっとでも大丈夫とのことなので、それで勘弁してもらいました。
いよいよ私の番がやってきました。
上半身はそのまま、下半身だけ下着もとり、検査用の穴あきズボンに着替えます。
ちょうど尻尾が出るような穴が開いています。
男性の下着を後ろ前にしたような感じです。
寝てしまうのでメガネと時計は外して下さいとの指示でした。
「眠っている間に終わりますよ」との言葉。
あら、良く聞くように自分でカメラの画像はリアルタイムには見られないのね、でも挿入の痛さがないならいいのかしら。
左側を下にして横になり、右手に点滴を入れます。その後先生が安定剤(睡眠薬?)を足しました。
その5秒後からはまったく記憶がありません。
なので、検査にどのくらい時間がかかったのかなど何もわかりません。
どのくらい寝ていたのでしょうか、看護婦さんに声をかけられ目覚めました。
ちょっとフラツキはありますが、なんともありません。
左下にしていたはずですが、仰向けになっていました。
点滴もすでに抜かれ、絆創膏が張られていました。
着替えて先生から結果を写真をいただき、説明を受けました。
ポリープもびらんもなく、きれいな(自分で言うのもなんですが)腸壁でした。
これで正式にIBS(過敏性腸症候群)と診断ということになりました。
終了後すでに17:30を回り、お腹がとても空いていたんですが、急に食べてお腹がどうにかなったら大変なので、急いで帰宅しました。
終了後は特に食事も制限は言われませんでした。
無性に甘いものが欲しく、砂糖を入れたコーヒーを飲み、ケーキを食べてしまいました。
夕食はご飯は控え目にし、おかずは豆腐の旨煮にしました。
一応念のためです。
そして明けて今日。
ガスが溜まります。まだ腸にたまっていないのか、便意はまだありません。
40数年使い込んだ腸、一度綺麗にしてみてよかったのかもしれませんね。
腸管洗浄剤は本当につらかったですが、浣腸よりはいいと思います。
カメラも寝ている間に済んでしまうので、羞恥心(すでにないけれどww)も感じることもありません。
検査の仕方は病院によって違うと思うので、気になる方は事前に問い合わせてみるといいと思います。

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