2020.11/25 [Wed]
特別展 桃山 天下人の100年 @東京国立博物館平成館
訪れて既に10日以上経ってしまいましたので、これ以上記憶の薄れないうちに重い腰をあげます
まだまだ文章は未完成です。
11/14(土)上野にある東京国立博物館 平成館で開催されている
特別展「 桃山天下人の100年 」へ行ってきました。いわゆるトーハクって場所です。

上野公園の紅葉はこんな感じでした。

2020年10月6日~11月29日まで開催で、展示期間によって多少入れ替わります。
11/3にたまたま夫とみていたBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」でこの展覧会を扱っていて、二人で「これ行こう!」と即決定。
ただ今はコロナでこれまでのように気が向いたら美術館へ行っても、入れないんですよね。
↑「ロンドン・ナショナルギャラリー展」は気づいたときにはすでに全日程予約が埋まっていて、見に行くことができませんでした💦
日にちはともかく、時間も指定なので、おなかの調子などをいろいろ考慮して予約しました。これはIBS持ちの私限定ですね。
さて当日
入場券で本館や法隆寺宝物館など敷地内の建物に入れますので、時間前に本館へ行きました。
トーハクで初めて行列せず入館しました 笑
どんな展示でも最低でも1時間以上、鳥獣戯画展では外で3時間以上、中で2時間くらい待ちましたからね。
国宝や重要文化財が時代ごとに展示されていて、縄文時代から江戸時代までの美術史の流れを学ぶことができます。1階では、彫刻・漆工・陶磁などのジャンル別展示と企画展を実施しています。
教科書で見た埴輪や仏像など、国宝と重要文化財だらけです!
写真もOKなので徐々に載せていきたいと思っています。
今年の新入りの収蔵品も公開されていましたよ。
すごそうな美術品がこれまで個人蔵だったということに二人で驚きました。
さていよいよ本題です。
HPより
変革の時代を語る「桃山美術の教科書」―天下人の100年に迫る
室町末から江戸初期までの激動の100年間、この時代の美術が、何を受け継いで誕生し、後世にどのような影響を与えたのかを、教科書でも知られる戦国武将や茶人、文化人など有名人ゆかりの絢爛豪華な作品で検証します。政治とともに美術も変革の時代であったことが一目瞭然となる展覧会です。
戦国ファン必見!―天下人の美術
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。天下の覇権が争われた時代の富と権力を誇示するたくましい造形から、平和な時代に適した優美で瀟洒な美への展開を、名品によって分かりやすくご紹介します。戦国武将たちの活躍した時代を代表する優品により、中世と近世をつなぐ100年を体感してください。
時代を写し、心を凝縮した造形の数々
絵画では、狩野元信かのうもとのぶから孫の永徳、その孫の探幽。永徳のライバル長谷川等伯や海北友松、雲谷等顔による障屛画や、江戸時代初期の風俗を写した風俗画。上杉謙信や豊臣秀吉、伊達政宗など戦国武将ゆかりの武具甲冑。千利休や古田織部茶道具の他、高台寺蒔絵や南蛮美術など、様々な分野の時代を代表する作品約230件。全国を駆け回らないと見ることのできない作品が一堂に集められています
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
ざっと感想を
国宝 洛中洛外図屛風は当時の市中の様子を細部まで描きこんでいます。
大河ドラマ麒麟がくるでは衣装の色が鮮やかすぎるなどと言われますが、こうしてみると当時の衣装は思ったよりカラフルなことがよくわかります。
南蛮渡来図屏風をみると、この時代黒人も日本に来ていたことがわかります。だからドラマ「足ガール」で黒人が出ていてもおかしくないということなのね、と納得。
この時代比較されるのは永徳と等伯ですよね。
私は等伯のほうが好みです。
このライバル同士の作品が並んで展示されていて、じっくり見ることができたのは、今の入場制限があるからでしょうね。
そう思えばコロナも悪くないと思えます。
信長、秀吉、家康の直筆の手紙も並んで展示されていました。
神経質そうな信長が意外と文字はそうでもなかったりでした。
前期なら秀吉のおね宛ての展示だったんです。どうせならそちらが見たかったかも。
桃山時代と言えば茶の湯ということで、銘茶碗もたくさん展示されていました。
武将の鎧兜もあります。
実用的ではないと思える兜飾りは、権限の象徴ですね。
絶対やぶの中に入り込んだら、木の枝に引っかかってしまいそう。多分そうなるときは敗走の時でしょうから、討たれてしまうのも想定内なのかもしれません。
全国の博物館や寺社へ行かずとも、一度にたくさんの文化財を見ることができる「特別展 桃山」日曜までなので、興味のある方はぜひ。
まだまだ文章は未完成です。
11/14(土)上野にある東京国立博物館 平成館で開催されている
特別展「 桃山天下人の100年 」へ行ってきました。いわゆるトーハクって場所です。

上野公園の紅葉はこんな感じでした。

2020年10月6日~11月29日まで開催で、展示期間によって多少入れ替わります。
11/3にたまたま夫とみていたBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」でこの展覧会を扱っていて、二人で「これ行こう!」と即決定。
ただ今はコロナでこれまでのように気が向いたら美術館へ行っても、入れないんですよね。
↑「ロンドン・ナショナルギャラリー展」は気づいたときにはすでに全日程予約が埋まっていて、見に行くことができませんでした💦
日にちはともかく、時間も指定なので、おなかの調子などをいろいろ考慮して予約しました。これはIBS持ちの私限定ですね。
さて当日
入場券で本館や法隆寺宝物館など敷地内の建物に入れますので、時間前に本館へ行きました。
トーハクで初めて行列せず入館しました 笑
どんな展示でも最低でも1時間以上、鳥獣戯画展では外で3時間以上、中で2時間くらい待ちましたからね。
国宝や重要文化財が時代ごとに展示されていて、縄文時代から江戸時代までの美術史の流れを学ぶことができます。1階では、彫刻・漆工・陶磁などのジャンル別展示と企画展を実施しています。
教科書で見た埴輪や仏像など、国宝と重要文化財だらけです!
写真もOKなので徐々に載せていきたいと思っています。
今年の新入りの収蔵品も公開されていましたよ。
すごそうな美術品がこれまで個人蔵だったということに二人で驚きました。
さていよいよ本題です。
HPより
変革の時代を語る「桃山美術の教科書」―天下人の100年に迫る
室町末から江戸初期までの激動の100年間、この時代の美術が、何を受け継いで誕生し、後世にどのような影響を与えたのかを、教科書でも知られる戦国武将や茶人、文化人など有名人ゆかりの絢爛豪華な作品で検証します。政治とともに美術も変革の時代であったことが一目瞭然となる展覧会です。
戦国ファン必見!―天下人の美術
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。天下の覇権が争われた時代の富と権力を誇示するたくましい造形から、平和な時代に適した優美で瀟洒な美への展開を、名品によって分かりやすくご紹介します。戦国武将たちの活躍した時代を代表する優品により、中世と近世をつなぐ100年を体感してください。
時代を写し、心を凝縮した造形の数々
絵画では、狩野元信かのうもとのぶから孫の永徳、その孫の探幽。永徳のライバル長谷川等伯や海北友松、雲谷等顔による障屛画や、江戸時代初期の風俗を写した風俗画。上杉謙信や豊臣秀吉、伊達政宗など戦国武将ゆかりの武具甲冑。千利休や古田織部茶道具の他、高台寺蒔絵や南蛮美術など、様々な分野の時代を代表する作品約230件。全国を駆け回らないと見ることのできない作品が一堂に集められています
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ざっと感想を
国宝 洛中洛外図屛風は当時の市中の様子を細部まで描きこんでいます。
大河ドラマ麒麟がくるでは衣装の色が鮮やかすぎるなどと言われますが、こうしてみると当時の衣装は思ったよりカラフルなことがよくわかります。
南蛮渡来図屏風をみると、この時代黒人も日本に来ていたことがわかります。だからドラマ「足ガール」で黒人が出ていてもおかしくないということなのね、と納得。
この時代比較されるのは永徳と等伯ですよね。
私は等伯のほうが好みです。
このライバル同士の作品が並んで展示されていて、じっくり見ることができたのは、今の入場制限があるからでしょうね。
そう思えばコロナも悪くないと思えます。
信長、秀吉、家康の直筆の手紙も並んで展示されていました。
神経質そうな信長が意外と文字はそうでもなかったりでした。
前期なら秀吉のおね宛ての展示だったんです。どうせならそちらが見たかったかも。
桃山時代と言えば茶の湯ということで、銘茶碗もたくさん展示されていました。
武将の鎧兜もあります。
実用的ではないと思える兜飾りは、権限の象徴ですね。
絶対やぶの中に入り込んだら、木の枝に引っかかってしまいそう。多分そうなるときは敗走の時でしょうから、討たれてしまうのも想定内なのかもしれません。
全国の博物館や寺社へ行かずとも、一度にたくさんの文化財を見ることができる「特別展 桃山」日曜までなので、興味のある方はぜひ。
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